FDI誘致、地域間で格差

メコンデルタ地域では、外国直接投資(FDI)の誘致が進んでいない。ベトナム商工連盟(VCCI)メコンデルタ支部によると、全国のFDI誘致額に占めるメコンデルタ地域の比率は、2017年の18.7%から2022年は14.9%に減少した。

同地域では、新規設立企業件数は年平均1万社超、大半は小規模企業で、そのうち約90%が廃業した。2023年の新規設立企業は1万1381社で、そのうち廃業もしくは解散したのは1万514社に上る。人口1000人当たりの企業数は全国で最下位。

同地域における2023年のFDI誘致は139件、投資額は約7億4000万米ドルで、そのうちロンアン省が約80%を占める。メコンデルタ地域全体の投資誘致額は、東南部ビンフオック省(約7億4700万米ドル)に及ばず、また中部クアンニン省(約31億米ドル)の4分の1にも及ばない状況だ。

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