越南のアンファット・ホールディングス・グループはこのほど、北部ハイフォン市のナムディンブー工業団地で、生分解性プラスチックのポリブチレンアジペートテレフタレート(PBAT)を生産する拠点の建設を開始した。総工費は1億2000万米ドルに上る見通し。完成すれば、堆肥化可能な樹脂の工場としては東南アジアで最大規模になるという。
新工場は政府のハイテク投資優先プロジェクトに選ばれている。工期は2年で、完成すれば年産能力は3万トンになる。
新工場の設置により、200人程度の熟練者の雇用が生まれると期待されている。また生産されたPBATはアンファットのグループ内で利用されるだけではなく、輸出にも振り向けられる予定だ。
アンファットは2002年に設立され、環境配慮型プラスチック製品の生産で東南アジアでも有数の企業と言われる。すでに米国、日本、韓国、シンガポール、アラブ首長国連邦(UAE)、フィリピンなどに製品を輸出している。
引用元:Tuoi Tre 2月10日
※本記事はソースの翻訳情報のため、内容が変更される場合もあります。