旅行好きな人々が最近ソーシャルメディアで話題にしているのが、飛行機が頭上を飛ぶビーチで撮影した写真。撮影地は2021年に「世界で最も美しいビーチトップ25」にランクインしたバリア・ブンタウ省コンダオ島のダムトラウビーチ。このビーチでは、コオン空港に着陸する飛行機が頭上間近を通過する瞬間を写真に収めることができる。
ダムトラウビーチはコオン空港のすぐ隣に位置する。青い空の彼方から現れ、目の前でどんどん大きくなる飛行機の影が、人々をワクワクさせる。飛行機が視界に現れてから通り過ぎるまでの時間は1分程度あるが、ビーチ上空を通過するのは5秒程度。ツアーガイドによると、コンダオ島には毎日多数の便が上陸しているため、シャッターチャンスはわずか5秒程度といえども、良い写真を撮ることはそれほど難しくないそうだ。飛行機と平行に立ち機体全体を写真に捕えても、軌道の真下近くに立ち飛行機を見上げるような角度で撮影しても迫力のある写真になる。
観光客は飛行機が近付いて来ることに気がつくとすぐにすべてを放り出して、携帯電話やカメラを手に飛行機が一番はっきり見える場所に走る。ピーク時には、30分から1時間ごとに飛行機が着陸するが、良い写真が撮れるのは一瞬で、一人撮るのが限界。交代で全員が飛行機と写真を撮れるまで数時間粘るカップルやグループもいる。付近の飲食店にとっては嬉しい流行だ。
訪れるには、海が穏やかで雨が降り続くことのない3月から9月頃がベストシーズンだ。
編集ライターB?o
こんにちは、バオです。フフリット大学日本語学科を卒業してVetterに入社。現在、日本語検定のN1取得に向けて猛勉強中。常にポジティブで、周囲の人を楽しませたいという性格。趣味は料理や映画鑑賞、そしてヨガ。週末は、料理をしたりカフェにいったり市内をサイクリングしたりして過ごす。日本人のベトナム愛がもっと高まるために、現地でホットなニュースや流行、有益なトピックを毎日探している。もっとベトナムに興味を持ってもらえるようにネタ探しがんばってます！
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