10日、ホーチミン市の少なくとも121軒のガソリンスタンドが在庫不足のため営業ができず消費者に大きな混乱が生じた。
ベトナム政府は今年に入ってから2度、石油製品の環境保護税を引き下げた。減税を反映する形でガソリン小売価格上限は現在1リットル当たり3万ドン以下に設定されているが、ガソリン店オーナーらは「上限価格が低すぎて、売れば売るほど損失が出る」と不満を漏らす。
第3四半期のベトナムのガソリン輸入量は前期から4割減少しており、今回の供給量不足は先日猛威を振るった台風ルノによる輸送の乱れの影響も大きいが、先日ホーチミン市の36の小売業者が低すぎる上限価格に苦情を申し立てたばかり。
産業貿易省は今回の騒動に対し「国内に17,000軒あるうちの100軒にすぎない」と発言する一方、価格が据え置かれれば店を閉鎖せざるを得ないと口にする小売店主も多数おり、ガソリンを巡る混乱はまだ続きそうだ。
引用元:VnExpress 10月10日
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