携帯電話やコンピューターへの依存が高まる以前の娯楽を知る9x世代、2k世代の誰もが、子どもの頃に一度はチャレンジしたであろう、石膏像の絵付け。この遊びが2022年に、人々が群がる遊びになると、誰が予想したであろうか。TikTokの投稿をきっかけに、時代遅れになったと思われていた絵付けは今突如、流行の遊びとして復活した。
絵付けが体験できるのは市内の書店など。価格は小さなもので2万～40万VND、少し大きめもので50万～60万VND程度。カード、電子マネー決済は不可のことが多いので、現金を用意することをおすすめする。TikTokerたちは自分たちの絵のスキルを披露できることもあって、石膏像の絵付けに夢中になっているようだが、大事なのは完成度ではない。ユニークでユーモア溢れる作品ができたら、誰もが自信を持ってソーシャルメディアに投稿すべきだ。サイゴンの大型書店では、その日一番の出来栄えの作品をソーシャルメディアで紹介している。忍耐力や集中力を高める訓練になるだけでなく、創造性の刺激にもなる石膏像の絵付けは、日々の仕事や勉強で溜まったストレスの解消法としても注目されている。
ホーチミン市では、市内中心部の大型書店が主な体験場所であるが、今最も旬なのは、ハノイを中心に増えている屋外公共エリアの路面店。ハノイにお住まいの方は是非一度、統一公園、トゥーレ公園などに足を運び、石膏像の絵付けを通してクリエイティビティを存分に発揮させていただきたい。
編集ライターB?o
こんにちは、バオです。フフリット大学日本語学科を卒業してVetterに入社。現在、日本語検定のN1取得に向けて猛勉強中。常にポジティブで、周囲の人を楽しませたいという性格。趣味は料理や映画鑑賞、そしてヨガ。週末は、料理をしたりカフェにいったり市内をサイクリングしたりして過ごす。日本人のベトナム愛がもっと高まるために、現地でホットなニュースや流行、有益なトピックを毎日探している。もっとベトナムに興味を持ってもらえるようにネタ探しがんばってます！
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