米コンサルティング大手マーサーの最新の賃金動向調査で、ベトナムの新卒の給与が、国内大学卒業の人と海外大学卒業の人とで初めて同水準の約1060万ドン(約443.5米ドル)になったことが分かった。
業種別では、ハイテク分野の賃金が前年同期から8.8%、保険分野が同8.2%、ライフサイエンス分野が同7.6%それぞれ伸びており、最も高い伸びを確保している。
一方、石油・鉱業、製造、小売りについては賃金の伸びが最も低い水準だった。
ベトナムの賃金の伸び率は2020年に過去最低の水準に落ち込んだ。これに対し、新型コロナウイルスが収束したことを受けた景気回復により、賃金は上昇基調にある。
また多国籍企業の賃金は2021年から2022年にかけ0.2%伸びた。ベトナム企業の賃金の伸び率は0.3%だった。
引用元:Vietnamnet 10月9日
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