連日白熱した試合が繰り広げられているFIFAワールドカップカタール2022だが、日本は試合だけでなく、試合終了後の清掃活動でも世界から高い評価を受けている。日本のサポーターがゴミ袋を持ってスタジアムを清掃する写真は、FIFAの公式Twitterによっても紹介され、海外メディアなどで称賛されている。またサポーターだけでなく、男子日本代表選手とスタッフが、試合後にロッカールームをきれいに片付け、折り鶴を残してハリーファ国際スタジアムのスタッフに感謝の意を表したことも、FIFAの公式Twitterにて写真と共に紹介された。
日本人サポーターは以前にも同様の行動をしてきた。本大会でも開催国カタール対エクアドルの開幕戦から、試合後にスタジアムに残りゴミ拾いをしてきたが、その行動に驚いたバーレーン出身のYouTuberオマール・アルファルーク氏が動画を公開したことがきっかけで、再び世界的に大きく報じられた。この日本人の行動を「幼児期からの日本的教育により形成された礼儀正しさ」「日本のパスポートが世界で最も強力な理由」などと賞賛する声が大半だが、なかには「日本と日本人の良いイメージを国際社会に効果的かつ無料で宣伝する戦略」「ゴミ袋まで持参するのは、意図的な日本ブランドのPR活動」などの意見もある。
目的や動機をどう勘繰る人がいようと、日本人にとって現状復帰は基本であり、ゴミ拾いは当然のマナー。多くの人々の目に、正しく良い行いとして映ったことは事実だ。
編集ライターB?o
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