ベトナム政府は中部高原の3省に1兆2500億ドン(約5430万米ドル)を投資する計画だ。とくに農業、木材加工、不動産といった分野へ投資するという。
チャン・ズイ・ドン計画投資副大臣は「中部高原地域は果物や工芸作物といった主要農作物の大規模な生産基地となっている」と指摘する。さらに「輸送インフラをはじめとする社会経済インフラは多数の関心や投資を引き付けており、中部高原地域の各省間や同地域とベトナム全土との接続性が改善している。その結果、複数の地域において開発が大きく進み、中部高原地域だけではなく全国的な発展拠点となっている」説明している。
これまでに中部高原地域へは内外企業が投資を進めており、特に農業、林業、商業、輸送といった部門に資金が投じられているという。ただし中部高原地域の社会経済開発にはまだ課題があり、この地域の経済成長率は不安定かつ最近では鈍化傾向にある。とくに1人当たり域内総生産(GRDR)は依然として国内最低水準にある。
引用元:Vietnamnet 11月19日
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