クアンニン省のハロン市とカムファー市を結ぶ海道が正式に開通し、「ベトナムで最も美しい道路」「最も近代的でユニークな海岸沿いの道路」「自然遺産に囲まれた道路」「バイトー山頂から見下すと、きらめく虹のような海道」などと称賛と注目を浴びている。
海道があるのは、首都ハノイの中心部からは車で2時間程の地点。ハロン市のチャンクオックギエン(Tran Quoc Nghien)通りを起点、カムファー市のKm6ポート(Cang Km6)を終点とする全長約18.7kmの道路である。「ベトナムで最も美しい道路」と呼ばれる理由は、道路の両側に広がる魅力的な風景にある。道路を挟んで一方には緑の森がそびえ立つ山脈があり、もう一方には広大で真っ青な海が広がる。山を貫く長さ235メートルの2 つのトンネルもまた、このルートの見どころのひとつとなっている。
全長約18.7kmのルートは「ウェルカムゾーン」「文化ゾーン」「歴史ゾーン」「エンターテイメントゾーン」「ビーチゾーン」の5つのエリアに分けられる。この海道には、ハロン湾と周辺の自然環境の魅力を最大限に引き出すとともに、地元住民と観光客のつながりと移動をサポートする新たな手段としての役割を果たすことが期待されている。海道の全面開通でハロン市とカムファー市が結ばれたことによる交通アクセスの向上や観光の活性化だけでなく、環境問題への好影響、経済発展の促進など、海道が都市全体にもたらす長期的な利益を期待する声も多い。
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