高級・限定版の二輪車売り出し、市場飽和で各社が新路線

ベトナムの二輪車市場が飽和状態を迎える中、二輪各社は高級路線や限定版の二輪車を市場に投入し、ニッチ市場を開拓しようとしている。

ベトナム二輪車協会(VAMM)のまとめでは、会員企業5社(ホンダ、ヤマハ、スズキ、ピアジオ、SYM)の販売台数は2021年第3四半期(7~9月)に36万7037台となり、前年同期から46%減少した。同年1~9月の販売台数は約175万台で、前年同期に比べて19.3%減少している。

ベトナムの二輪車販売台数は年々縮小している。二輪車販売台数は2018年に330万台、2019年に320万台、2020年に270万台で推移した。また各社は2022年の販売台数は250万台を超えることはないとみている。

こうした中、各社は高性能二輪車や限定版の二輪車を売り出すことで、市場の掘り起こしを図っている。所得の上昇に伴い、より高価でスタイリッシュな二輪車が求められると見られているという。

引用元:Vietnamnet 1月28日
※本記事はソースの翻訳情報のため、内容が変更される場合もあります。

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