平均寿命が最も高い地域はホーチミン市とドンナイ省地域差と傾向は?|週末に読みたい!ベトナム時事ネタ帳

統計総局が先月末に発表した人間開発指数(HDI)に関するレポートによると、2016年から2020年までの期間における全国各地域の平均寿命が高い上位5つの地域は次の通り。同列1位ホーチミン市・ドンナイ省(76.5歳)、3位バリア・ブンタウ省(76.4歳)、4位ダナン省(76.1歳)、5位ティエンザン省(75.9歳)。また続いてカントー市(76歳)、ベンチェ省・ロンアン省・ビンロン省(75.6歳)、ハウザン省・ハノイ市(75.5歳)となっている。

一方平均寿命が短かった地域は、ライチャウ省(65.8歳)、コントゥム省(66.8歳)、ハザン省・ディエンビエン省(67.8歳)、クアンチ省(68.2歳)など。南東部地域の人々の平均寿命は国内で最も高く、中央高地は最も低くなっている。平均寿命が変わらない地域、低くなった地域に関しては、当該地域の人口構造に大きな変動があったことが理由との見解がある。

近年特に平均寿命に延びが見られるのは、もとは平均寿命の短かった山岳地帯や高地などの地域だ。出生時の死亡率も低下し、すべての地域において健康指標は非常に高くなっている傾向にある。

この発表に対し「天候や自然災害も平均寿命に影響を与える要因の1つ」「健康的なライフスタイルと優れた医療サービスが長寿に貢献」「海や空気の汚染が進んでいないバリア・ブンタウの人々は、将来的には、他の地域の人々よりも平均余命が長くなるだろう」など、多くの意見が共有されている。

編集ライターB?o
こんにちは、バオです。フフリット大学日本語学科を卒業してVetterに入社。現在、日本語検定のN1取得に向けて猛勉強中。常にポジティブで、周囲の人を楽しませたいという性格。趣味は料理や映画鑑賞、そしてヨガ。週末は、料理をしたりカフェにいったり市内をサイクリングしたりして過ごす。日本人のベトナム愛がもっと高まるために、現地でホットなニュースや流行、有益なトピックを毎日探している。もっとベトナムに興味を持ってもらえるようにネタ探しがんばってます!

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