宿泊施設のオンライン予約サービスを運営する「Booking.com」が、今年4～5月にアジア・オセアニアの11の国と地域、1万1000人の旅行者を対象に調査・収集したデータを基にした「旅行信頼度指数」を発表。ベトナム人旅行者の85％が「今後12か月以内に旅行をする予定がある」と回答したベトナムが2位にランクインした。1位はわずか1％差でインドとなった。
旅程や旅費等にいまだ多少の混乱や流動はあるものの、大半のベトナム人がコロナ禍での旅行形態の変化を受け止め、旅行再開に向けて楽観的であることを、この数字は示している。62％が「年内に1～2回の旅行を予約する予定」、45％が「ベトナム近辺の有名な場所に行きたい」、82％が「国境再開に満足」、75％が「ベトナムの観光業界は海外からの旅行者を迎える準備があると信じている」と回答。外国人観光客の受け入れに対するベトナム人の肯定的な意思も示唆したこのデータは、ベトナムの観光市場が活気を取り戻す前兆ともいえる。
旅行の動機としては、過去2年間の国境閉鎖を受け「リラクゼーションとメンタルヘルスケアの必要性」との回答が55％と大半を占めた。45％が「コロナ前に旅行計画があったが、機会を逃したので旅行したい」、32％が「目的地に関係なくとにかく旅行したい」と望んでいることもわかった。ウィズコロナ時代が到来し、ベトナムの人々は失われた機会を取り戻す意欲と、安全な環境を守る責任の一部を担う意識を示している。
編集ライターB?o
こんにちは、バオです。フフリット大学日本語学科を卒業してVetterに入社。現在、日本語検定のN1取得に向けて猛勉強中。常にポジティブで、周囲の人を楽しませたいという性格。趣味は料理や映画鑑賞、そしてヨガ。週末は、料理をしたりカフェにいったり市内をサイクリングしたりして過ごす。日本人のベトナム愛がもっと高まるために、現地でホットなニュースや流行、有益なトピックを毎日探している。もっとベトナムに興味を持ってもらえるようにネタ探しがんばってます！
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