貧困者支援を目指す1000VNDビュッフェレストランが口コミで大盛況に

月に一度、貧困者の支援を目的としてわずか1000VNDで料理を提供しているビュッフェレストランの善行が話題になっている。

「Pink Pong」という名のこのレストランは、ホーチミン市ビンタイン区グエンシー通り69番地にある。店主のダン・ドゥック・ヴィンさんは毎月1日だけ、恵まれない境遇にある人々を対象にビュッフェチケットを1000VNDで販売している。価格は1000VNDといえども、料理の量と質は一般の顧客向けに販売されているビュッフェと同じ。豚肉、牛肉、新鮮野菜を使ったおかずからドリンクまで30種類以上の料理を提供している。さまざまな人たちとの出会いを求め、ヴィンさんは月に300~400種の自慢の料理を展開している。満腹になるまでゆっくり食べて欲しいと時間制限を設けないヴィンさんの優しさとおいしい食事に惹かれた人々でレストランはいつも満席だ。

「私たちの1000VNDビュッフェの取り組みは、SNSを介して多くの方々に知られるようになりました。私たちの取り組みに賛同し、ご協力を申し出てくださった方もいますが、寄付は受け取らず自分達でできることだけを行っています。店に来る人たちには、私たちに恩を受けているなどと感じることなく、お金を払って食事をしていると感じていただきたいので、1000VNDいただいています」とヴィンさんは話す。訪れる人々が午後からは宝くじ販売や、瓶拾いの仕事ができるよう、1000VNDビュッフェは午前中に開催している。

Bao
こんにちは、バオです。フフリット大学日本語学科を卒業してVetterに入社。現在、日本語検定のN1取得に向けて猛勉強中。常にポジティブで、周囲の人を楽しませたいという性格。趣味は料理や映画鑑賞、そしてヨガ。週末は、料理をしたりカフェにいったり市内をサイクリングしたりして過ごす。日本人のベトナム愛がもっと高まるために、現地でホットなニュースや流行、有益なトピックを毎日探してます。もっとベトナムに興味を持ってもらえるようにネタ探しがんばってます!
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