マサングループ傘下の食品メーカー、マサン消費財の人気商品「Omachi」シリーズに新商品が登場。加熱式容器を利用した牛肉とカニの鍋という斬新なアイディアの商品で、SNSなどで話題となっている。パッケージの中には麺、野菜、スパイス、乾燥肉、唐辛子、発熱剤、フォークなど、鍋に必要なすべてが同梱されており、パッケージに水を注ぐだけで、熱湯やコンロを使わなくても10分程度で調理できるように設計されている。
酸化カルシウムやアルミニウム粉末を主成分とする発熱剤が梱包されていて、水を加えると化学反応を起こして発熱する仕組みの加熱式容器は、日本では駅弁などに使われていて馴染みがある。ベトナムでも加熱式容器を使った台湾や中国の製品は出回っているが、ベトナムの食品メーカーが主力商品に加熱式容器を採用するのはこれが初めて。
作り方は簡単。野菜、肉、調味料など、7つの小袋に入った具材をすべて開けて上段のトレイに入れ、水を注ぐ。 次に外容器の中に発熱剤を置き、水を入れる。水を入れるとすぐに加熱が始まるので、速やかに外容器の中に具材と水が入ったトレイを戻し、蓋を閉める。蓋の吹き出し口から蒸気が出ている状態で約10～15分待つと鍋が炊き上がる。販売価格は1食15万VNDとインスタント麺にしてはかなり高額だが、話題となったことで現在多数の店舗で在庫切れとなっている。とうもろこしの香ばしい香り、牛肉の甘み、カニのコクが楽しめる鍋だと、肝心の味の評判も上々のようだ。
こんにちは、バオです。フフリット大学日本語学科を卒業してVetterに入社。現在、日本語検定のN1取得に向けて猛勉強中。常にポジティブで、周囲の人を楽しませたいという性格。趣味は料理や映画鑑賞、そしてヨガ。週末は、料理をしたりカフェにいったり市内をサイクリングしたりして過ごす。日本人のベトナム愛がもっと高まるために、現地でホットなニュースや流行、有益なトピックを毎日探してます。もっとベトナムに興味を持ってもらえるようにネタ探しがんばってます！
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