クリスマスの飾り付けに本物のもみの木を購入する消費者が増加

一年で最も人気のある祝日のひとつ、クリスマスまで残すところあと数週間。多くの人がクリスマスのための買い物を始めており、特に家族連れはクリスマスデコレーションの準備にも余念がない。クリスマスを祝うために欠かせない装飾品といえばクリスマスツリー。今年はプラスチック製のものではなく、香り豊かな本物の松の木やもみの木を買う人が多い傾向にあるようだ。

デンマークや中国から輸入された本物のもみの木は葉が厚くて美しく、室内に飾ると豪華で存在感がある。価格は原産地や木の高さやによって異なるが、通常1本当たり900万~160万VND程度で販売されている。新鮮で大きな木になると1本200万VNDを超えることもある。一方、ベトナム北西部やラムドン省などで採取された在来種の松の枝は4~5本の束で30万VND程度とかなり格安で購入できる。

クリスマスツリーとして販売されるための輸入されたもみの木(ウラジロモミ)の独特の香りと、いかにもクリスマスツリーといったフォルムには誰もが目を奪われる。ウラジロモミの特徴である葉の裏の2本の白い線が葉についた雪の結晶を思わせ、特別な雰囲気を醸し出してくれるので、高額であるにも関わらず、多くの人に選ばれている。

輸入されたもみの木であれ、国産の松の木であれ、本物の木にはあらゆる空間に適応する魅力がある。経済的に厳しい時期ではあるが、雰囲気を盛り上げたい、新鮮なものを取り入れて新年に向けて気持ちを高めたいと奮発する消費者も多い。

Bao
こんにちは、バオです。フフリット大学日本語学科を卒業してVetterに入社。現在、日本語検定のN1取得に向けて猛勉強中。常にポジティブで、周囲の人を楽しませたいという性格。趣味は料理や映画鑑賞、そしてヨガ。週末は、料理をしたりカフェにいったり市内をサイクリングしたりして過ごす。日本人のベトナム愛がもっと高まるために、現地でホットなニュースや流行、有益なトピックを毎日探してます。もっとベトナムに興味を持ってもらえるようにネタ探しがんばってます!

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