敬語を制する者はビジネスを制す!ビジネス日本語とマナー指導|敬語塾 TaskLighting

日系企業の進出が多いベトナムでは、今や訪問先で日本語を話すスタッフを見かけることも珍しくはないかと思いますが、リーダーのみなさんは自社のベトナム人スタッフに正しい日本語の指導をされていますか?

来客対応を見ていて、日本語の使い方がところどころ気になる場面があったりまだ一人で取引先へ訪問させるのは不安だったりと、お悩みの企業様も多いのではないでしょうか。

今回はベトナム人スタッフに、ビジネスシーンに即した正しい日本語、敬語やビジネスマナーの指導を行うオンライン講座をご紹介します。

講師は、シンガポール国立大学修士課程を持ち、大手メーカー役員秘書を務め数々の秘書室員の指導経験を持つベテラン田山 恵里子さんです。

ビジネス上のコミュニケーションを円滑にする、オンライン敬語塾とは?

はじめに、ベトナムでは珍しい「敬語塾」について、簡単にご紹介をします。

TaskLightingの敬語塾は、日本人講師の田山氏と、敬語やビジネスマナーを習得したいベトナム人スタッフと一対一で行う、オンライン上での講義となります。一回の講義では、最大3名まで受講可能、週1回もしくは週2回の頻度で行う全16回のコースです。1回あたりの講義時間は50分もしくは80分です。

オンライン敬語塾の特徴
  • 日本人講師によるオンライン指導
  • 復習と宿題に重点をおき、「聞く」「話す」「書く」 において確実に敬語が身につく
  • 個々の能力と目標に応じた最大3名までのグループ学習
  • ビジネスマナーも同時学習
  • 実力確認試験による習得度の見える化

ここが違う!こだわりのカスタマイズテキスト

基本テキストはビジネスシーンと、文法・表現法・ビジネスマナーの2種類。レッスンを始めるにあたりどのような場での敬語表現を必要とされているかといった細かいヒアリングを行い、学習者のニーズに合わせた指導を行うという徹底ぶりです。

敬語塾が誕生した背景とは?田山先生を取材

ここからは、週刊ベッター編集部が田山先生に取材をした内容をご紹介します。

講師プロフィール
田山恵里子。横浜生まれ。 慶応義塾大学国文科卒業。シンガポール国立大学東南アジア研究修士課程修了。富士ゼロックス入社。役員秘書として在職中に、ビジネスマナー、敬語の知識を習得。秘書検定準1級取得、秘書室員の指導にあたる。1995年に渡越。2019年「タスクライティング」をベトナムに設立。
ベッター編集部
田山さん、こんにちは。早速ですが、こちらのサービス誕生のきっかけについて教えてください。
田山氏
はい、きっかけは前職での体験ですね。私は15年以上ベトナムで働いていますが、営業でお客様をお伺いするときに、ベトナム人スタッフの日本語対応が(申し訳ないのですが)標準レベルとは言えないシーンが多々あったんです。
ベッター編集部
それはどんなシーンですか?
田山氏
例えば、企業訪問で訪れた先だったり、お電話差し上げた際の応対だったり。日本語は使えるけれど、彼らにきちんとした社員教育をされていない企業が多いのかと感じました。
ベッター編集部
みなさん日本語検定など勉強されてますよね?
田山氏
そうですね。接遇に必要な敬語を体系だてて教えられていないので、N1保持者でも相手を不快にさせるような言いまわしをする方が少なくありません。きちんと覚えればすぐに改善できるだけにもったいないなと。
敬語塾では、シーン別で実際に使えるフレーズを習得していく
田山氏
たとえその方がどれだけ優秀でも、日本語のちょっとした使い方の誤りがあるだけで正しく評価されないのは非常にもったいないし、企業にとって見えないところでマイナスになっていると思います。

私の秘書経験を生かし貢献できることはないか…と考え、このサービスを通じて彼らの社会人としてのスキルアップ、さらには、企業様の人材育成のお手伝いがしたいとの思いから誕生しました。

よくある間違った日本語の使われ方

1. 営業電話を受けたとき

取引先:田中社長をお願いできますか。

ケースA 不在時の対応

×間違いフレーズ:田中社長は、いま工場ですから。
◯正しいフレーズ:あいにく田中は外出中でございます。

ケースB 断りを入れる

×間違いフレーズ:ちょっと待ってくださいね。
◯正しいフレーズ:少々お待ち下さい。確認いたします。
(電話を保留にし、おつなぎいたしますかと確認する)
◯正しいフレーズ:せっかくのお申し出/ご提案ですが、またの機会に検討したいと申しております。

2. アポイントなしの突然訪問を受けたとき

取引先:佐藤さんお願いできますか。
×間違いフレーズ:約束ありますか?
◯正しいフレーズ:失礼ですが、佐藤はお約束をいただいておりますでしょうか。

3. 相手の名前が聞き取れなかったとき

×間違いフレーズ:会社名なんですか?
◯正しいフレーズ:どちらの〇〇様でいらっしゃいますか。

このように講師の田山さんと正しいフレーズを使ってロールプレイングを行います。

オンライン上で実際に田山先生とロールプレイングを行う
ベトナム人受講生の声
  • いままで気づかなかった会話の癖「〜ね」などを認識でき、フリートークの中でなおすことができました。
  • レッスンで習ったことを思い出しながら電話応対したら、お客様から褒められました。また、私の会社がお客様から良い評価をいただきました。

スタッフの成長から期待できること

実際に、自社のベトナム人スタッフが敬語を正しく使えるようになると、企業様にとってはどういったメリットがあるのでしょうか。

ベッター編集部
正しい日本語を身につけることで『企業の成長にもつながる』とのことですが、具体的に教えていただけますか。
田山氏
はい。「敬語」を私は、ビジネスコミュニケーションの基本ととらえています。伝えたいことを相手が聞き入れやすい表現で、コミュニケーションをはかることは、業務の根底にあることです。社員のコミュニケーション力が向上すれば、すなわち、企業の成長にもつながることだと考えています。

具体的には、日本人の顧客からの電話応対、さらには、顧客訪問も任せられるようになれば、企業としての生産性は格段に上がるでしょう。日本本社とのやり取りもスムーズになれば日本とベトナム、リモートでの組織運営も可能になります。

ベトナムでは学ぶ機会が少ない応接室での案内方法など、ビジネスシーンで使える知識を習得できる
田山氏
営業スタッフは、レッスンを通じて営業視点での会話力も身につき、日本人のアシスタント的な位置づけではなく、一人で一連のセールスフローを任せられるようにもなります。
ベッター編集部
内勤、営業どちらも安心して業務を任せられる、まさに即戦力の創出ですね。
コース内容
◎内勤者対象コース
2ヶ月間|週2回|月250万ドン(合計500万ドン)※全16回、50分/1回

業務の中で日常的に日本語を使う、日本語中級者を対象とする内勤者対象のコースです。ビジネスシーンをもとに慣用表現を学び、敬語の仕組みを学習し応用力が身につきます。

◎営業職対象コース
2ヶ月間|週2回|月400万ドン(合計800万ドン)※全16回、80分/1回
4ヶ月間|週1回|月200万ドン(合計800万ドン)※全16回、80分/1回

電話応対、来客応対に加え、訪問面談での敬語表現を学びます。接客の基礎に加え、アポイントメントをとる、ベネフィットセールスをする、お客様からのクレーム対応といった即戦力のある日本語を身につけます。

最後に、田山さんから一言

田山氏
不快な日本語や応対に、腹立たしい思いをされた日本人は多いのではないでしょうか。社内であれば、「意味が分かればいい」と割り切っている方も、その応対がお客様にも向けられていることを思えば、見過ごすことはできないかと思います。御社スタッフの日本語レベルを見させていただきます。お気軽に、お問合せくださいませ。

社員のコミュニケーション力の向上により、企業の成長にもつながるTaskLightingの敬語塾。気になる方は、ぜひ一度お問い合わせしてみてはいかがでしょうか。

TaskLighting Co., Ltd.

住所 Floor 46, Bitexco Financial Tower,
No. 2 Hai Trieu, Ben Nghe Ward, District 1, Ho Chi Minh City.
電話番号 0909-800-214(田山)
メールアドレス tasklighting.vn@gmail.com
その他 ※日本人対象コースもございます
※レッドインボイス発行可能

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