【住む場所を探す①】住居タイプを選ぶ


人数や予算に応じてまずは住居のタイプから決めましょう。ベトナムでは家賃の高い家具付きの「サービスアパート」や、家賃の安い「部屋貸し」、現地慣れした人向けの「一軒家」などいろいろなタイプがあります。

◯サービスアパート

備え付けの家具がそろっている上、掃除やリネン類の洗濯など、ホテルのようなサービスを提供している物件をいいます。アパート内に、プールやテニスコート、ジムやレストランを完備している高級物件もあります。

家賃は、たとえ同じ部屋数でも、立地や築年数、サービスのグレードなどによって大きな幅があります。最低家賃の目安は以下の通りですが、中には1ベッドルームで家賃が$2,500を超えるような高級物件もあります。

◯スタジオタイプ:$500〜
◯2DK:$1,000〜
◯3LDK:$1,500〜
(契約は1年程度の長期が一般的。)

一軒家

家を一棟借りるという方法もあります。狭い間口に3階建て程度の長屋タイプから、高級住宅街のプール付きヴィラまで幅広い選択肢があるが、物件の修理やセキュリティーを、原則として居住者が行なうため、現地生活に慣れている人向けです。

◯部屋貸し

家賃の安い部屋貸しは、ワンルームが主流です。ベッドや机などの家具は一通りそろっており、部屋にトイレやシャワーもついていますが、キッチンは付いていないことがほとんど。掃除洗濯サービスも家賃に含まれるのが主流です。大家さんが同居している場合が多いため、大家さんの良し悪しも重要です。

このタイプは、レタントン通りの路地の中など、外国人居住地に多く、不動産業者では扱っていない物件も多いため、「Room for rent」の看板を見つけて、大家さんと直接交渉するのが一般的です。家賃は$250程度〜で、1カ月単位の短期契約も可能です。

最安のゲストハウス
短中期滞在のバックパッカーが利用するゲストハウスは、家賃設定が「部屋貸し」よりも若干安めです。さまざまな旅行者が宿泊するため、家賃の支払いも、日払い、週払い、月払いと選ぶことが可能。エリアは主にバックパッカー街で、ハノイではホアンキエム湖北側の旧市街エリア、ホーチミンでは「ファングーラオ通り」周辺にゲストハウスが集中しています。

◯アパート

コンドミニアムやローカルアパートなどで、掃除洗濯などのサービスが付いていない賃貸物件を指します。物件によってはキッチンや家具・家電が付いているものもあります、光熱費やインターネット料金、管理費が別途必要になります。家賃は$500〜$2,000以上と、さまざまです。

【住む場所をさがす②】エリアを選ぶ

【住む場所を探す③】注意点

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