ホーチミン市10区の大手果物店で開催された、お一人様わずか19万9000VNDで、人気のRi6種ドリアンが60分間食べ放題のドリアンビュッフェが大注目されている。主催者はベトナム有数の果物輸出企業Vina T&Tグループ。同社は今年5月末にもティエンザン省のスーパーマーケット「GO! Mỹ Tho」で同様のイベントを開催し、雨天にもかかわらず好評を博した。
同社の担当者によると、使用されるドリアンは輸出基準に基づいて厳選された Ri6種ドリアンで、顧客は自分で果物を選び、その場で開けることができるため、品質の良さと新鮮さが保証されているとのこと。各セッションの参加人数は最大50~60名程度と制限されていて、チケットは現地販売のみで、予約は受け付けていない。7月上旬にも別の場所で同様の形態のイベントが開催される予定で、すでにコミュニティから大きな関心が寄せられている。
同ビュッフェは、ドリアンの価格が急落し1kg当たり約2万5000VNDにまで低迷している状況下で、国内消費を促進するための取り組みの一環として行われているとのことだが、ほとんど利益が出ていないことを同社は認めている。コト消費・トキ消費が増加した現代の消費行動に合わせ、採算を度外視しエンターテイメント性を重視したこの大胆なイベントに対しては、魅力的な価格と果物の品質を称賛する声がある一方、実現可能性や事業効率を懸念する声も上がっており、SNS上で激しい議論を巻き起こしている。

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