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冷凍ちょい食べ麺【食べ比べ】|ベトナムの「食」をフードアナリストちぇりが深堀り!|VIETNAMFoodLover(No.193)

進化を続ける便利な冷凍麺料理!

巷では、温めるだけで楽しめる冷凍食品が急増していますが、中でも目を見張るのが麺料理の進化。ローカル麺から多国籍な一皿まで、特にコンビニで、若者が気軽にイートインで楽しむものとして大躍進を遂げています。そこで気になるのがクオリティ。まだまだ過渡期にある商品だけに、気になりますね!

MIEN THIT GHE【BAMBOO】


ベトナム料理だけに、今回比較した商品の中でも随一の安心感を誇る一皿。少し太めの春雨を出汁の効いた調味料で炒め上げ、価格の割にカニの身もそこそこ入っていて、コストパフォーマンスは抜群。穏やかながらも野菜との調和が取れた豊かな味わいで、素材の質感も含めて満足度の高い仕上がりとなっています。
■ 味の完成度:★★★★
■ 冷凍食品としての精度:★★★★★
■ 推し度:★★★★

PAD THAI TOM【BAMBOO】


海老がたくさん入ったタイ料理のパッタイ。ベトナムでも多用される米麺のメニューだけに完成度が高く美味しくいただけます。具材の存在感が際立ち、適度なボリューム感ながら食べ応えは充分。味のバランスも良く、さすがにお隣の国の料理。親和性の高さからか、他国の料理に比べるととても完成度が高く満足度が高い。
■ 味の完成度:★★★★
■ 冷凍食品としての精度:★★★★
■ 推し度:★★★★

MI UDON TOM CHIEN KAKIAGE【BAMBOO】


ラインナップに「うどん」があるだけでも驚きですが、トッピングにかき揚げまで添えられているのには二度驚き。麺のコシこそ日本の冷凍うどんの域には及ばないものの、このかき揚げ、意外にも悪くない。調理法には「油で揚げる」とありますが、クリスピーさを妥協できるなら、スープと一緒に温めて手軽に楽しむのも一つの手です。
■ 味の完成度:★★★
■ 冷凍食品としての精度:★★★
■ 推し度:★★★

MI LAU THAI VIEN HAI SAN【BAMBOO】


ベトナムの若者に絶大な人気を誇る「タイ風」鍋スープ。今回比較した商品の中でも群を抜いて味が濃く、豊富な練り物が目にも鮮やかで食欲をそそります。ただ、肝心の練り物は火の通り方が不安定になりがち。まずは規定より少し短めに温め、様子を見ながら加熱時間を追加するのが、美味しく仕上げるコツかも。
■ 味の完成度:★★★
■ 冷凍食品としての精度:★★
■ 推し度:★★

MI HOANH THANH NHAN HAI SAN【BAMBOO】


ベトナムではもはや日常食といえる中華系の細麺にワンタンを添えた一品。数ある商品の中でも一見「無難」な選択肢に思えますが、スープの輪郭が少しぼやけている印象。出汁を補強するか、胡椒やスパイスを足してパンチを効かせると、ぐっと食べやすく。青菜やキノコ類がたっぷり入っており、ヘルシー派も納得のボリューム感です。
■ 味の完成度:★
■ 冷凍食品としての精度:★★★
■ 推し度:★★

MI Y BO BAM XOT CA CHUA 【BON】


料理自体はベトナムの人にも馴染み深いものとなっていますが、冷凍食品としてはまだ新参者。加熱ムラが非常に大きく、冷凍食品としての品質追求が追いついていない印象。正直なところ、規定時間通りに加熱すると食べられない部分が結構出てくるのでもったいない印象。ソースの出来が悪くないだけに、余計に残念さが目立ちます。
■ 味の完成度:★★
■ 冷凍食品としての精度:★
■ 推し度:★☆☆☆☆
レンジ加熱時間の割り出し方
パッケージに加熱時間はあってもワット数の記載がない場合、ベトナムでは一般的に「800W~1000W」が基準と考えるとスムーズです。まずは安全策を取り、800Wで規定時間通りにトライするのが吉。仕上がりを確認しながら、足りない分を少しずつ追加加熱するのが、失敗を防ぐコツです。

Writer: ちぇりさん|在住12年目。日本で1,500件、ホーチミン市内で3,000件以上を食べ歩き、現地の食材や調味料にも興味津々。食べるのも作るのも好きなフードアナリスト。
フードアナリストちぇりのホーチミンの美味いもん

掲載号:791号 発行日:2026年5月13日

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