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【みんなのヘルスケアQ&A】フレンチホスピタル|海外でインフルエンザにかかった時、病院ではどのような治療を行い、どのような薬が処方されますか?

ハノイ市在住 30代男性
海外でインフルエンザにかかった時、病院ではどのような治療を行い、どのような薬が処方されますか?
久保峻 医師
海外でインフルエンザにかかった場合、まずは発熱・咳・筋肉痛といった症状を和らげる対症療法が中心で、解熱鎮痛薬(パラセタモール:日本名カロナール)の処方と、十分な水分と休養を指示されます。多くの国では、合併症のリスクが高い人(高齢者・妊婦・基礎疾患をお持ちの方)を除き、タミフル(オセルタミビル)は基本的に使いません。特に欧米では明確なエビデンスが乏しいことから健常者に対するタミフルの処方は推奨されておらず、病院を受診する必要はないとすら指示される国も多くあります。
一方、ベトナムでは「早く治したい」「薬でなんとかしたい」というニーズが強く、日本と同じようにタミフルを処方するケースが比較的多いです。したがって我々日本人にはありがたいことに、基本的な治療方針が日本と大きくは変わりません。当院でももちろん、他の日系・外資クリニックでも、受診した場合はタミフルと解熱剤が処方されるといった日本と同様の治療になることが多いです。医療機関を受診する際にあまり心配される必要はないでしょう。
インフルエンザは基本的に数日から5日間ほどで改善するウイルス性の感染症であり、ワクチン・うがいや手洗いによって予防できます特に北部は冬の時期にインフルエンザが多くなりますので、ワクチン接種を行いしっかり予防しましょう。

こちらの専門家に解説していただきました

フレンチホスピタル:久保峻 医師
久保峻 医師

名前:久保峻
専門:総合内科専門医、腎臓専門医、透析専門医・日本旅行学会認定医

【経歴】
東邦大学医学部卒。同大付属病院の腎臓内科に長年所属し、内科・腎臓の専門科として従事。2021年に来越し、ハノイ市内の日系クリニック勤務を経て2023年5月から現職。日本内科学会総合内科専門医・日本腎臓学会専門医。

お問い合わせ先

フレンチホスピタル

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