最近SNS上では「美術館で絵画鑑賞」という投稿が多くの人々の好奇心を掻き立てている。実際の投稿を見てみると、自分自身を芸術作品に変えることがトレンドになっているようだ。面白いのは、単にAI技術によって自身の写真を絵画のように加工するだけでなく、その絵画がギャラリーの中央に飾られているように見せ、さらにその肖像画の前に自身の姿を加えることで、あたかも有名美術館やギャラリーの中で自身の肖像画を見つめているような映像を作ることができ、主役気分が味わえるという点にある。
画像の作り方は簡単。適度な照明とシンプルな背景で撮った写真を用意し、ChatGPT、Gemini、CapCut、またはAI写真編集アプリを使ってプロンプトを入力するだけ。イメージ通りになるようプロンプトに細かい指示さえ入力すれば、AIツールが自動的に光、色、レイアウト、すべて完璧に調和した画像を作成し、私たちを仮想美術館へと誘ってくれる。プロンプト作成の際に気をつけたい点は、クラシックな色調の背景、美術館らしい繊細な照明を再現すること。また重厚なデザインの額縁に写真を入れることで、親戚やアイドルの写真も本物の絵画らしくなる。
個人的な写真がものの数分で深みと個性を備えた芸術作品へと変貌するこのトレンドの魅力は「自分を美術化する」感覚。多くのユーザーが画像を通して自分の物語や美的センスを表現しようとしていることが伝わってくる。肖像権、プライバシー権の配慮にはくれぐれも気をつけて。

こんにちは、バオです。フフリット大学日本語学科を卒業してVetterに入社。現在、日本語検定のN1取得に向けて猛勉強中。常にポジティブで、周囲の人を楽しませたいという性格。趣味は料理や映画鑑賞、そしてヨガ。週末は、料理をしたりカフェにいったり市内をサイクリングしたりして過ごす。日本人のベトナム愛がもっと高まるために、現地でホットなニュースや流行、有益なトピックを毎日探してます。もっとベトナムに興味を持ってもらえるようにネタ探しがんばってます!
































