幸運をもたらす食べ物と多くの人に考えられている「小豆」。小豆の色が、運命を左右する大切な機会に吉祥や幸運の象徴として慕われる赤色であることに基づくイメージで、科学的根拠はもちろんない。それでも小豆は常に運や良縁という言葉と関連付けられてきた。さらに最近では、多くの若者が小豆を恋愛運アップが期待できるラッキーアイテムとみなすようになっている。
今年は8月4日が旧暦の七夕にあたる。七夕はベトナムを含むアジア諸国ではバレンタインデーと匹敵するような大切な祝日のひとつ。多くの若者が、旧暦の7月7日に一緒に小豆料理を食べた恋人同士は良縁が長続きし、恋人がいなく一人で小豆料理を食べた人は恋人をみつけることができる、との迷信を信じている。8月4日、恋人探しに夢中の若者たちは小豆一色に染まるメニューの数々に目を輝かせた。
ソーシャルメディア上では、朝の小豆粥にはじまり小豆団子、小豆のお汁粉、小豆茶、小豆ミルクティーと、一日を通して小豆料理をシェアする投稿が続いた。また「去年小豆茶を飲み損なった人は今年どうしていますか？」などのコメントも多数見られた。もちろん若者全員がこの日に小豆料理を食べると脱シングルできるという迷信を信じているわけではない。例年と比べ今年は小豆茶に対する人々の反応は薄く、小豆茶を求めて店舗に並ぶ人の姿もほとんどなかったとのこと。それでもやはり美しい文化を伝えるひとつの方法として、人々はこの日に小豆茶を飲む習慣を大切にしているようだ。
編集ライターB?o
こんにちは、バオです。フフリット大学日本語学科を卒業してVetterに入社。現在、日本語検定のN1取得に向けて猛勉強中。常にポジティブで、周囲の人を楽しませたいという性格。趣味は料理や映画鑑賞、そしてヨガ。週末は、料理をしたりカフェにいったり市内をサイクリングしたりして過ごす。日本人のベトナム愛がもっと高まるために、現地でホットなニュースや流行、有益なトピックを毎日探している。もっとベトナムに興味を持ってもらえるようにネタ探しがんばってます！
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