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ブンタウ市に100本以上の柱の集合体で作られた巨大オブジェが登場

バリア=ブンタウ省の省都、ブンタウ市の海辺にあるトゥイヴァン広場に登場した新しいランドマーク「Tam Thắngタワー」が注目を集めている。まるで高波のように中心、そして南シナ海に向かって徐々に高さを増す143本の鉄筋コンクリート製の三角柱の群れからなるオブジェは、海岸沿いのモダンな広場に斬新で力強い印象を与えている。

短いもので約10m、長いものでは30m以上ある合計143本の鉄筋コンクリート製の三角柱は左、右、中央の3つのパートに分かれていて、全体的に海に向かってシンメトリーに伸びるように配置されている。大海原へと向かう船の船首をイメージしてデザインされたもので、荒波を乗り越えて大海原に漕ぎ出す人々のチャレンジ精神と、現在のブンタウの発展の基礎を築いた3つの古代村タンニャット、タンニ、タンタムを象徴している。各柱の頂点はモザイクタイルで覆われ、日中はオブジェ全体が太陽のきらめく光を反射して輝く。夜になると、各柱に内蔵された照明システムが柱を明るく照らし出し、魅惑的な光のアートへと変貌する。またタワーの両端には高さ3.6mの展望台が併設されている。

総面積1万6300㎡を超える広場全体のうちの約3000㎡を占める同プロジェクトは、約6ヶ月の建設期間を経て、現在は細部の最終装飾と調整段階に入っている。9月2日の建国記念日直前に正式にお披露目される予定で、新たなシンボルとして、沿岸都市ブンタウの近代的な景観づくりへの貢献が期待されている。

Bao
こんにちは、バオです。フフリット大学日本語学科を卒業してVetterに入社。現在、日本語検定のN1取得に向けて猛勉強中。常にポジティブで、周囲の人を楽しませたいという性格。趣味は料理や映画鑑賞、そしてヨガ。週末は、料理をしたりカフェにいったり市内をサイクリングしたりして過ごす。日本人のベトナム愛がもっと高まるために、現地でホットなニュースや流行、有益なトピックを毎日探してます。もっとベトナムに興味を持ってもらえるようにネタ探しがんばってます!
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