週末になるとハノイ市内は賑わいを増すが、最近特に旧市街中心部のとある場所が多くの外国人観光客で賑わっているという。ハノイに到着した外国人観光客がバックパックを背負ったり、スーツケースを引きずったりしたまま足を運ぶその場所は、イベント会場ではなく、海外でも話題の一軒のバインミー店だ。
その店の名はハンカー(Hàng Cá)通りにある「BÁNH MÌ 25」。もともとベトナム人観光客の間で有名なバインミー店のひとつであったが、最近ではその評判が外国人観光客にも広がり、外国人観光客が急増した。客の列のなかには欧米人だけでなく、インド人や韓国人の姿もあり、この店のバインミーを食べるために世界各地からたくさんの人が訪れていることがわかる。バックパックやスーツケースを携帯して列に並ぶ人が目立つことから、ハノイに到着したばかり、またはホテルでチェックアウトして空港に向かう前にバインミーを買っていく人が多いことが伺える。
店のスペースはそれほど広くない。店の反対側にはイートイン客専用の屋内エリアもあるが、混雑する時間帯には、その場で立って食べるか、持ち帰りで購入するかしかない。伝統的な具材を挟んだバインミーだけでなく、牛肉とチーズのバインミーなど、多彩なメニューも人気の理由のひとつ。同店のバインミーを食べた人は「種類豊富で柔らかいパンとソースが美味しい。味に特徴がある」「ふっくらとした食感で、清潔感もあって良い。値段も2万5000VNDと手頃」と話す。
こんにちは、バオです。フフリット大学日本語学科を卒業してVetterに入社。現在、日本語検定のN1取得に向けて猛勉強中。常にポジティブで、周囲の人を楽しませたいという性格。趣味は料理や映画鑑賞、そしてヨガ。週末は、料理をしたりカフェにいったり市内をサイクリングしたりして過ごす。日本人のベトナム愛がもっと高まるために、現地でホットなニュースや流行、有益なトピックを毎日探してます。もっとベトナムに興味を持ってもらえるようにネタ探しがんばってます!