ナマズ輸出に暗雲（1） ～対中輸出が減少、国内供給率アップが背景に～

ベトナムはナマズの養殖・輸出で世界トップを誇り、米国や欧州連合(EU)、中国、東南アジア市場で圧倒的なシェアを占める。最大の輸出先は中国だ。

税関総局によると、11月前半におけるナマズの対中輸出額は前年同期比36％増の約2700万米ドル。また年初から11月15日までの累計では前年同期比1％減の約5億600万米ドル。ベトナム水産輸出加工協会（VASEP）によると、中国のベトナム産ナマズの輸入は減少傾向にある。

冷凍ナマズの切り身については、2020年の対越輸入量は約20万トンだったが、2023年には約10万6000トンに、2024年年初8カ月では約5万1000トンに減少している。VASEPは、中国がナマズを国内供給にシフトして、ベトナムなど諸外国からの輸入を削減する可能性があるとみている。

※引用元：znews.vn 12月15日
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