人気即席麺「ハオハオ(Hảo Hảo)」のなかでも特に人気のある、海老の旨味に爽やかな酸味・辛味が効いたスープが特徴の「トムチュアカイ」に関する興味深い噂がSNS上で広まっている。噂のきっかけとなったSNS上の投稿によると、北部と南部で販売されているハオハオトムチュアカイには3つの違いがあるという。
1つ目は粉末スープのパッケージの色。噂は「南部で販売されているハオハオの粉末スープのパッケージは緑色、北部で販売されているハオハオの粉末スープのパッケージは茶色」というもの。多くのネットユーザーがこの噂は本当であることを確認している。
2つ目は製造地。噂は「南部地域で販売されているものはビンズオン省やホーチミン市などの工場で生産されており、北部地域で販売されているものはビンズン省、フンイエン省、バクニン省などの工場で生産されている」というもの。実際にホーチミン市とハノイ市でランダムに商品を購入してみると、パッケージに記載された製造地は同じであった。したがって、この噂は本当ではない。
3つ目は味。噂は「南部のハオハオはやや甘めの味付けで、北部のハオハオは塩味が強め」というもの。一般的に南部の人は甘い味、北部の人は塩辛い味を好む傾向があることから信憑性は高いが、ネットユーザーによる推測に過ぎず、真偽は定かではない。ネチズンからは「もし事実であれば、地域の味覚に合わせた製品を作るという、ブランドの配慮と戦略に感動する」という声が聞かれている。

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