植物保護剤、輸入に依存

政府の公式ポータルサイト「baochinhphu.vn」によると、7月24日、農業農村開発省の植物保護局は、植物保護剤の生産促進に関するセミナーを開催した。席上、ベトナム植物保護剤生産・販売企業協会は、植物保護剤の輸入量が年間約10万トンに及ぶ問題について言及した。

植物保護局によると、植物保護剤の製造所は全国に96軒あり、年間生産能力は約30万トン、30種類の製品を生産している。そのうち87軒は工業団地内にあり、地域別ではメコンデルタ地域が60軒、東南部が26軒などで、その大半は小規模生産だ。

このうち植物保護用活性物質を生産できるのは1社のみで、年間生産能力は約50トンで国内供給にとどまる。活性物質の研究開発（R&D）には、多額の資金、長期の歳月を要することが企業にとってネックとなっている。

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