第三者の紹介を通じて未知の相手とデートをする「ブラインドデート」の人気が高まっている。西欧諸国、韓国や日本ではすでに広く普及しているブラインドデートだが、最近ではSNSやマッチングアプリで「運命の人」を探す方法に飽きた若者たちが興味を示すようになり、ホーチミン市やハノイを中心にブラインドデートを斡旋するイベントが増加している。
ブラインドデートはレストラン、バー、カフェなどで開催されている。参加者は事前に自分の情報を登録し、主催者が自分に合いそうな相手をマッチングしてくれるのを待つだけ。相手が誰かを事前に知ることがないブラインドデートは、予測不可能なドキドキ感をもたらしてくれる。とはいえプロフィールは完全非公開型ではなく、生年月日、職業、性格、趣味、外見の説明などの基本的な情報は開催日前までに提供される。写真は含まれない。基本情報を見て気に入ればマッチングを承諾。もし相手に不満がある場合は、主催者が他の相手を手配してくれるが、マッチング拒否を2回すると登録費用が返金され、参加権が他の人に移る、というシステムが一般的なようだ。
ブラインドデートの参加費用は、30万VND〜200万VNDと主催者によってかなりの開きがある。参加者層は、男性は21〜29歳、女性は26〜38歳が多いとのこと。参加目的は「楽しい週末を過ごしたい」「話し相手をみつけたい」など様々。SNSやアプリと比較しブラインドデートは「安全で楽しい」と多くの人が感じているようだ。
こんにちは、バオです。フフリット大学日本語学科を卒業してVetterに入社。現在、日本語検定のN1取得に向けて猛勉強中。常にポジティブで、周囲の人を楽しませたいという性格。趣味は料理や映画鑑賞、そしてヨガ。週末は、料理をしたりカフェにいったり市内をサイクリングしたりして過ごす。日本人のベトナム愛がもっと高まるために、現地でホットなニュースや流行、有益なトピックを毎日探してます。もっとベトナムに興味を持ってもらえるようにネタ探しがんばってます！
