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高速船の運行開始でホーチミン市⇄コンダオ島がさらに身近に

かつてホーチミン市からバリア・ブンタウ省のコンダオ島へ行くには、高額な空路、またはブンタウ経由で13時間以上かかる船旅の2つの選択肢しかなかった。ホーチミン市とコンダオ島を結ぶ新型高速船「タンロン号」の登場により、観光客はこれまでよりもぐんと手頃な費用で数時間のうちに島へと移動できるようになった。

赤と白の船体が特徴の高速船「タンロン号」は、旅客定員1017席を誇る、ベトナム最大かつ最速の高速船。最高時速は35ノット(約65km)に達し、ホーチミン市からブンタウまでの所要時間は約3時間、ホーチミン市からコンダオ島までの所要時間は約4時間となっている。新型船には最新の振動抑制システムを含めたモダンな設備が備わっており、快適な旅が約束されている。

高速船は現在週に3便運航している。ホーチミン市発コンダオ島着の便は午前7時にヒエップフオック港より出港する。コンダオ島発ホーチミン市着の便は午後1時にコンダオ島のベンダム港より出港する。運賃は座席の等級や時期によって異なり、価格帯は55万VND〜120万VNDとなっている。

いち早く同高速船に乗船した多くの乗客がSNSなどで感想を述べている。その大半は「船内には食事を楽しむスペースもありました。広々としていてとても快適でした」などといった満足の声であるが、一部の乗客からは「高速船は非常に便利ですが、案内表示がわかりにくく、乗船場所をみつけるのが難しかった」という改善点を指摘する声も聞かれている。

Bao
こんにちは、バオです。フフリット大学日本語学科を卒業してVetterに入社。現在、日本語検定のN1取得に向けて猛勉強中。常にポジティブで、周囲の人を楽しませたいという性格。趣味は料理や映画鑑賞、そしてヨガ。週末は、料理をしたりカフェにいったり市内をサイクリングしたりして過ごす。日本人のベトナム愛がもっと高まるために、現地でホットなニュースや流行、有益なトピックを毎日探してます。もっとベトナムに興味を持ってもらえるようにネタ探しがんばってます!
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