フーコック市ホアンホン町の「サンセットタウン・フーコック(Sunset Town Phu Quoc)」にベトナム文化を象徴する新シンボル「アーオイ(À Ơi)劇場」がオープンした。5月中旬から水上人形劇の公演が開始し、早速多くの観光客を楽しませている。
ホン橋の北ゲートエリアという、主要観光地を結ぶ重要なロケーションにおいて、国内初のビーチサイド水上人形劇場となるアーオイ劇場には同地の観光産業を盛り上げる役割が期待される。劇場の名称「アーオイ」は、母や祖母が歌う子守唄の歌詞の一部に由来するもので、訪れる人々にベトナムの古き伝統と昔の記憶を思い起こさせてくれる。
総客席数は659席。伝統とモダンを融合させた建築様式で、舞台を中心に美しい曲線を描いている観覧席はベトナムの棚田からインスピレーションを得てデザインされたとのこと。劇場の中心にある、北部の農村の伝統的な建築様式を模した水上パビリオンは、水上人形劇だけでなく、通常の人形劇、ダンスパフォーマンスなどの舞台にもなる。
水上人形劇場はベトナム各地にあるが、ビーチサイドに開設されたのはこれが初めてとのことで、注目度は高い。5月19日〜6月19日の1か月間は、水上人形劇のチケットが無料で一般客に提供されている。1日2回、18時30分と20時より、ベトナムの生活の知恵、労働や信仰に関する物語を伝える約30分間の公演が行われ、近隣だけでなく世界各地から集まる観光客にベトナム文化を紹介している。
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