4月11日、鉄鋼大手Hoa Phatグループ(HPG)のチャン・ディン・ロン会長は、高速鉄道車両用の鋼材研究を進めていることを明らかにした。同社の計画によると、2026年には研究が完了し、製品化は最速で2028年、ズンクアット第2製鉄所プロジェクトの第2段階で展開する見込み。同製鉄所は年間生産能力が560万トンで、内訳は、熱間圧延コイル(HRC)が460万トン、特殊鋼が100万トン。
世界で普及している高速鉄道は時速300〜500キロだが、一部の国・地域では、時速800キロの実験も行われている。列車速度が速いほど鋼材の劣化が進む。 同社は、将来的に参入を見込む鉄道車両用の鋼材としては、時速850キロレベルを想定している。
また国内では、南北高速鉄道の整備計画が進められており、投資総額は約700億米ドルの見込みで、同社も参加を目指す。
※本記事はソースの翻訳情報のため、内容が変更される場合もあります。