ビーチリゾートでオーバーツーリズム

中部ビントゥアン省のフークイ島は、ここ数年で観光客が急増し、オーバーツーリズムが新たな課題となっている。フークイ島は、有名ビーチリゾート・ファンティエットから高速ジェット船で約2.5時間とアクセスが良いことや、グリーンツーリズムの流行などから人気が高まった。

この島を訪れた旅行者数は、2022年には約6万5000人だったが、2023年には約16万5000人と急増した。宿泊施設については、民泊が2019年の9件から2023年には10倍超となったが、供給過多で、島の一部の景観が損なわれる、納税義務などが順守されないといったケースもあるという。

島には下水処理場が整備されておらず、生活用水は地下から汲み上げている。ゴミ処理場は3年前に新設されたが、現在はキャパオーバーとなっており、いずれも観光客の増加に対応しきれない状況で、インフラ整備が喫緊の課題だ。

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