ダナン市工業団地・ハイテクパーク管理委員会は先ごろ、航空機部品の製造事業に対し投資申請を認可した。これは韓国のKP AERO INDUSTRIES社の案件で、投資総額は約2000万米ドル。ボーイング787、 ボーイング737 Max用のAPUドア、ウィングボックス、ウィングレットなどを生産する。
ダナンハイテクパークでの航空宇宙分野での投資案件としては、米国の航空機部品メーカーのUAC(Universal Alloy Corporation)に次いで2件目となる。
工場の着工は2月初旬、稼働開始は2024年末を見込む。
KP AERO INDUSTRIES社は、ボーイングやエアバス、大韓航空などに部品を供給している。同管理委員会が2023年に発給した新規投資案件は19件、投資総は約2億5860万米ドルとなっている。