会員制交流サイト(SNS)による取引「ソーシャルコマース」事業を手掛けるベトナムのスタートアップ企業Sellyはこのほど、プレシリーズAの資金調達を実施し、CyberAgent Capital、Do Ventures、Genesia Ventures、JAFCO Asia、KVision から、総額260万米ドルを調達したと明らかにした。
Sellyはベトナムのソーシャルコマース事業者のパイオニアと言われる。2021年4月に事業を開始した。これまでに販売パートナーは30万パートナーに上る。このうち80%は小規模な都市のパートナーで、その多くが新型コロナウイルスの流行以降、仕事を失った主婦や失業者だという。新型コロナウイルス流行の中で事業を開始したことで、Sellyは仕事を探す失業者のニーズをとらえたとみられる。
米コンサルティング大手のアクセンチュアによると、SNSを通じた取引は全世界で2025年までに1兆2000億米ドルに達する見通し。これは現在の4920億米ドルから3倍近くに拡大するとの見方だ。
引用元:Vietnamnet 2月21日
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