グローバル・マーケティング・リサーチ会社のイプソスによると、ベトナム国内での豚肉消費量が減少傾向にあるという。それによると、ベトナム人1人当たりの豚肉消費量は年平均30キログラムだったが、2022年4月までの統計では23.5キログラムにまで減少した。
また経済協力開発機構(OECD)の調査でも同様の結果が出ている。2016~2018年期には、ベトナムは世界トップクラスの豚肉消費国で、1人当たり消費量は年間30~31キログラムだったが、直近の2年間では26 キログラム未満となっている。
原因としては、アフリカ豚熱による消費者の懸念や供給量の減少、物流コスト高による価格高騰、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)禍で消費者の節約志向が高まり、鶏肉や水産物の消費増などが挙げられる。
引用元:VnExpress 7月3日
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