9月26日にフィリピン東部で発生した台風16 号(台風ルノ)は10月最初の週末、ラオスと国境を接するグアン省に記録的な大雨をもたらし、少なくとも7名が死亡。15軒の民家が流され、2万軒以上の家屋が浸水被害に遭った。
最も被害が大きかったタンキー県では10月1日の土曜夜から雨が降り始め、翌2日の午前4時頃に洪水が発生。上流から水が猛烈な勢いで流れ、午前 8 時には水位が 2 メートル近くまで上昇したという。車やバイクも濁流にのまれたほか、生後4カ月の乳児の溺死も報告されている。
浸水被害に遭った女性は「自分と家族が2階へと避難するので精一杯で、一階に置いてあったものは全て失った。」と涙を流す。車や店舗、ATMなどを含むほぼ全てのものが泥に埋まってしまい、雨が引いた現在も住民らによる復旧作業が続いている。
引用元:VnExpress 10月2日
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