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「川崎重工」展示会にてガスタービン非常用発電機の魅力を語る

8月24日、ハノイの「インターコンチネンタルホテル」内にて「w.media」主催の展示会が開催された。「Microsoft」、「HUAWEI」など世界的な有名企業が名を連ねるなか、「川崎重工」の基幹職、廣田尚史氏が講演した。主催者によると今まで日系企業がブースを出すことはあったが、講演をするのはこの展示会史上初とのこと。ガスタービン非常用発電機の技術力の高さ、設置のしやすさ、コストパフォーマンスの良さなどを熱弁した。冷却水不要、騒音・振動も小さく、軽量でコンパクト。定期起動試験時の負荷(ロードバンク)が不要で、オイル交換もほとんど不要なためメンテナンスがしやすくコストも抑えられる。起動時の排ガス黒煙が少なく環境にも配慮している。そんな同社の非常用発電機を「ベトナムのデータセンターでぜひ使ってほしい」と廣田氏は言う。

ベトナムではガスタービンよりもディーゼルエンジンが普及している現状がある。ガスタービンは発電装置自体の値段だけでみるとディーゼルエンジン発電装置よりも高いが、全体でみると、前述の特徴によりガスタービンの方がコストパフォーマンスが良くなる場合がある。屋内、屋外問わず使え、軽量でコンパクトなので設置しやすいという利点もある。ベトナムは日本よりも地震が少ない国ではあるが、北部では電力不足のため停電が起きることもある。過酷な状況においてもほぼ100%の正常稼働率を誇る同社の非常用発電機をベトナムにも広めていきたいとのことだ。

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