兵役義務を果たすべく全国で2万人以上の若者が入隊式を迎える|週末に読みたい!ベトナム時事ネタ帳

2月上旬、5日間にわたりベトナム全国の各省と市で人民軍と人民公安の新兵入隊式が行われ、今年兵役に就いた数万人の若者が会場に集まった。今年度はホーチミン市で約4700人、ハノイ市で約4200人、ビンズオン省で約1800人、トゥアティエン・フエ省で約1452 人、ハイフォン市で約2800人、ダナン市で約1300人、ドンナイ省で約3100人、クアンニン省では約1850人の新兵が入隊した。

ホーチミン市兵役義務評議会によると、今年度ホーチミン市では3800人の若者を含む4739人の男性市民と3人の女性市民が入隊し、うち939人が人民公安の組織に配属された。4742人のうち学位取得者数は1729人、健康区分1あるいは2に該当する市民は3139人で82.5%以上に達している。

2015年に兵役法が一部改正され、兵役期間は約24ヶ月、対象年齢は18~25歳。大学等に入学したことにより兵役を延期した場合は、27歳まで徴兵対象とされる。軍隊では規則正しい団体生活を送りながら、政治や軍事の勉強、筋力トレーニング、戦闘演習、野外活動などを行う。週末には家族を訪問したり、電話で連絡を取り合ったりすることができる。

新兵は「兵役を通し、将来仕事および私生活で成功するための学び、訓練、経験を積むことを期待している」と話す。新兵の家族・保護者も「入隊は子供たちの成長を促す良い経験であり、祖国を守る任務を全うすべく困難に立ち向かう子供たちを応援したい」と話していた。

編集ライターB?o
こんにちは、バオです。フフリット大学日本語学科を卒業してVetterに入社。現在、日本語検定のN1取得に向けて猛勉強中。常にポジティブで、周囲の人を楽しませたいという性格。趣味は料理や映画鑑賞、そしてヨガ。週末は、料理をしたりカフェにいったり市内をサイクリングしたりして過ごす。日本人のベトナム愛がもっと高まるために、現地でホットなニュースや流行、有益なトピックを毎日探している。もっとベトナムに興味を持ってもらえるようにネタ探しがんばってます!

?ベトナム時事ネタ帳記事は、毎週更新中!その他記事は、こちらから

PAGE TOP