米Google社の地図情報サービス「グーグルマップ」上で2月15日、ホーチミン市内の地名が一部誤って表示された。誤って表示されたのは、ビンタイン区から10区までを南北につなぐ、ディエンビエンフー通りの一部区間。1区と3区を通る区間において「ボーグエンザップ通り」と表示されていた。同時に3区のバンヒエン大学、ビンザン病院などの周辺施設の住所も一部誤って表示された。このエラーはAndroid版・iOS版の両方のオペレーティングシステムで発生した。
同社の担当者はエラーを認めた上で「グーグルマップは複数のデータソースを使用して位置データ、ランドマーク、道順などの情報をリアルタイムで更新しています。またアプリケーションの精度を高めるために、当局、衛星、第3者機関からのデータ、ならびにユーザーからのフィードバックデータを活用し自動・手動更新しています。この度の誤表示は、上記のいずれかのフィードの更新エラーの可能性があります。エラー発生同日の午後8時30分に地図上の誤りを修正しました」と発表。
先月には同アプリが、ホーチミン市内のグエンフーカン高架橋地点の二輪車専用道路に、進入が禁止されている四輪車の運転手を誤って誘導したとのユーザー報告があった。無料地図アプリ市場で利用率1位を誇るグーグルマップ。配車サービスのドライバーのほとんどが同アプリを使用しており、これらの違反や事故につながる可能性の高いエラーは、ユーザーとドライバーに多大な影響を及ぼす。
編集ライターB?o
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