東京ビッグサイトにて3月7日~10日の4日間にわたり「第48回国際食品・飲料展(Foodex Japan 2023)」が開催された。今年は前年を上回る世界44の国・地域の企業団体が参加。ベトナムからは、消費財メーカーのマサンコンシューマー社、野菜果物の栽培加工輸出のDoveco社などを含む60以上の企業が参加し、農水産物、食品、飲料などを展示紹介した。日本の厳しい食品安全基準を満たすべく品質向上に尽力してきたベトナム産加工食品は多くの来場者に注目された。
ベトナムの人気チリソースブランド「CHIN-SU」は日本で幅広い料理と一緒に使われる調味料となることを目指し、日本人の味覚に合わせて開発した同商品を3月10日より日本全国で販売開始した。「Vinacaf?」はブラック、ロースト、インスタントコーヒーミックスの3つの製品ラインを紹介。バンメトート産のロブスタ種、ソンラ産・ラムドン産のアラビカ種の個性を生かしながら、多様な消費者の嗜好と市場の動向に順応してきたことで高い評価を得た。インスタント麺の「Omachi」は、辛酸辣味海老風味、豚肉風味、牛肉風味などの主力商品に加え、新たにプレミアムジャガイモ麺の発売を開始。同社はスパゲッティソースを使った混ぜ麺などのユニークな発想でベトナム製品を国際市場に広くアピールしてきた。
ベトナム政府と各企業の努力の結果が、日本国内で流通されるベトナム製品の多様化と日本国内での需要上昇傾向に表れてきたようだ。
編集ライターB?o
こんにちは、バオです。フフリット大学日本語学科を卒業してVetterに入社。現在、日本語検定のN1取得に向けて猛勉強中。常にポジティブで、周囲の人を楽しませたいという性格。趣味は料理や映画鑑賞、そしてヨガ。週末は、料理をしたりカフェにいったり市内をサイクリングしたりして過ごす。日本人のベトナム愛がもっと高まるために、現地でホットなニュースや流行、有益なトピックを毎日探している。もっとベトナムに興味を持ってもらえるようにネタ探しがんばってます!
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