青空カフェこと「カフェベット」が復活 サイゴンの路上が再び賑やかに|週末に読みたい!ベトナム時事ネタ帳

街中で地面に直に座りこみコーヒーを飲む、青空カフェ「カフェベット(c? ph? b?t)」は長い間にわたりサイゴンの文化の一部であった。地元の人々はカフェベットを「サイゴンカフェ」と呼ぶことはあっても「ホーチミンカフェ」とは決して呼ばない。

カフェベットには特別なスペースも、プラスチックの椅子すらもない。公園や歩道の縁石などに座り、サイゴンの美味しいコーヒーを誰もが気軽に味わうことができるのがカフェベットの良さだ。パンデミックの収束を迎え、4月30日公園、中央郵便局、ノートルダム大聖堂など、市内中心部の多くの路上がコーヒーを飲む人で賑わい、2年以上見ることのなかった街の景色が戻った。

屋根がないだけに、大抵の人は涼しくて快適な早朝にカフェベットに行くことを好む。週末にはたくさんのカップルや若者グループが早朝の市内の爽やかな空気と、優しい日差しを求めて集まり、おしゃべりに夢中になる。混雑するのは早朝や週末だけではない。1週間の仕事終わりに時間を気にする必要のないカフェベットに足を運び、コーヒーを飲みながらゆっくり談笑する若者も多く、夜遅くになるとこれらのエリアはとても賑やかになる。

コーヒーは付近の路上で商売をしているどの店からでも買うことができる。適当な場所に座り込むと、店の人が注文を聞きに来てくれることもある。コーヒーの価格は、1杯1万5000~2万VND程度。一度体験したらやめられなくなる気ままなカフェ。週末に友人を誘ってみては。

編集ライターB?o
こんにちは、バオです。フフリット大学日本語学科を卒業してVetterに入社。現在、日本語検定のN1取得に向けて猛勉強中。常にポジティブで、周囲の人を楽しませたいという性格。趣味は料理や映画鑑賞、そしてヨガ。週末は、料理をしたりカフェにいったり市内をサイクリングしたりして過ごす。日本人のベトナム愛がもっと高まるために、現地でホットなニュースや流行、有益なトピックを毎日探している。もっとベトナムに興味を持ってもらえるようにネタ探しがんばってます!

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