ソンラ省モックチャウのリゾート複合施設に、世界最長となるガラスの橋「バックロン橋」が開通。4月30日より一般観光客向けにオープンし、5月にはオープニングセレモニーが開催される予定だ。ライチャウ省のロンマイ橋、同じモクチャウ郡のラブブリッジに続く、ベトナムでは3つ目のガラスの橋となる。
全長632m、最も高い部分で地上150mあるバックロン橋は、観光客の冒険心をそそること間違いなし。幅2.4mの橋げたの表面にはフランスのサンゴバン社製の厚さ40mm、3層構造の強化ガラスを使用。旅行者の体験を盛り上げる照明とサウンドシステムもインストールされている。もちろん安全性に関しては厳密に計算、テストを重ね、強度も十分に評価されている。
一度に数千人が渡れるほどの強度はあるが、定員は約500人に制限。橋の上では一方向にのみ進めるようになっており、正式運用開始後は顔認識システムと機械による制御を行う。すでにギネス記録認定のための手続きも行っており、5月には「世界最長の歩行者用のガラスの橋」として認定される見通しだ。チケット価格は休日料金で大人は65万、子供は45万VND。地域住民、学生、平日利用などの割引価格もある。
橋の開通に伴い、電気、照明システム、環境衛生への投資、セキュリティ及び環境の保護を担うワーキンググループの設立など、地域を挙げての準備が積極的に行われている。地域の観光需要拡大のためにも、チケット価格再検討の必要性が叫ばれている。
編集ライターB?o
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