5月12日に正式開幕した第31回東南アジア競技大会(SEA Games31)。開幕に先立ち5月6日から始まった男子サッカーには、ベトナムのファンの高い期待と応援が集まっている。
ナムディン省のティエンチュオン・スタジアムでは、タイ、マレーシア、カンボジア、シンガポール、ラオス代表が参加する男子サッカーU23のグループBの開幕戦が開催された。これまでの大会では、ホームチームのグループ以外の試合はファンから注目されないこともしばしばあった。しかしグループBの開幕戦当日、スタジアムのスタンドは各国のチームを応援するファンで埋め尽くされた。試合前夜も、スタジアムや代表チームが宿泊するホテル周辺は、集まった何千人ものサッカーファンの熱に包まれていた。
なかでも特にラオスのU23代表は、ベトナムのファンから厚い支持を受けている。ナムディン・サポーター協会は国旗、太鼓、伝統歌で応援するというサプライズをラオスU23代表にプレゼント。同協会は用意した応援スローガン「Lao Su su」を掛け声に試合中応援を続けた。ラオスU23代表の監督と選手たちは、ベトナムのファンからの温かい歓迎とサポートに感謝の意を表した。
またラオスだけでなく、シンガポール、タイ、マレーシアの監督も皆一様に、ベトナムのファンの熱意と親しみやすさに驚かされたと話す。ファンの温かい応援は、大会の雰囲気を和ますだけでなく、ベトナム人の親しみやすさとおもてなしの心も世界に伝えている。
編集ライターB?o
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