昨年より徐々に人気を集め始めたキャンプ。その人気は衰えるどころか加熱しているようだ。4月末の4連休前には、前月の中旬からテントを予約したものの、入手できなかったという人もいた。
最近若者に最も注目されているキャンプサイトのひとつはタイニン省のザウティエン湖。270平方キロメートルの面積を持つ、東南アジア最大の人工湖だ。すべてが揃っている快適なグランピングとは異なり、このキャンプサイトでは食べ物、飲み物、調理器具、テント等すべて自分で準備し持参しなければならない。湖の周辺は施設が整っていないため、準備不足で行くと、楽しい体験とは程遠くなるかもしれないのでご注意を。
ザウティエン湖の人気の理由は、アクティビティの選択肢が多いこと。広大な湖の水はビーチに劣らないほどに澄んでいて、水遊びに最適。ゆっくりしたい人には、釣りがおすすめ。ソーシャルメディアで「いいね」が稼げる写真が撮れる絶景スポットとしても好評だ。ホーチミン市から近く、安価で家族や友人と気軽に訪れやすいのも魅力。近くにはトゥック滝、バーデン山、タイソン寺などの有名観光地も複数あり、キャンプと組み合わせて旅行プランを立てられる。
キャンプの経験がなく、自分でゼロから準備をするのが不安な人は、旅行会社に依頼すれば手厚いサポートを受けながらキャンプ体験ができる。ヨーロッパ諸国では確立している新しいキャンプのかたちが近年ベトナムでも展開され、将来的には人気観光商品になると予想されている。
編集ライターB?o
こんにちは、バオです。フフリット大学日本語学科を卒業してVetterに入社。現在、日本語検定のN1取得に向けて猛勉強中。常にポジティブで、周囲の人を楽しませたいという性格。趣味は料理や映画鑑賞、そしてヨガ。週末は、料理をしたりカフェにいったり市内をサイクリングしたりして過ごす。日本人のベトナム愛がもっと高まるために、現地でホットなニュースや流行、有益なトピックを毎日探している。もっとベトナムに興味を持ってもらえるようにネタ探しがんばってます！
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