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最低賃金の引き上げ、労働総同盟提案も企業は苦慮

ベトナム労働総同盟が7月1日から最低賃金を7%引き上げることを提案する中、企業からはこれに反対する声が出ている。

縫製社会ガーメント10のバック・タン・ロン副代表取締役は「第1四半期(1~3月)に新型コロナウイルスが再流行したことは、企業の財務状況に悪影響を及ぼしている。給与コストが膨らめば、中小企業への負担となるだろう」と指摘する。その上では「最低賃金の引き上げは2023年まで延期するとともに、企業が業績を回復できるように最低賃金の上げ幅は物価上昇分にとどめるべきだ」と語る。

縫製会社ニャーベー・ガーメントのフイン・ティ・ホン・クック会長は「賃上げは最低賃金水準しかもらっていない労働者のみを対象にするということもあり得る。しかし、一部の人だけ対象にすれば、他の労働者は不満に思うため、最終的にはすべての労働者の賃金を挙げなければならない」と説明する。同社は従業員を1万5000人抱えるが、賃金については8つの水準が設けられているという。2020年の賃上げ時には、賃金水準「レベル1」の労働者のみでも115億ドン(約50万3000米ドル)の追加コストが生じた。

引用元:Viet Nam News 4月9日
※本記事はソースの翻訳情報のため、内容が変更される場合もあります。

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