ホーチミン市初の電気路線バス運行開始!運賃、乗り心地、市民の反応は?|週末に読みたい!ベトナム時事ネタ帳

3月8日ビンバス社がホーチミン市で最初の電気バスサービスの運行を正式に開始した。電気バスが運行する路線は、1区のサイゴンバスターミナルとトゥドゥック市のビンホームズグランドパークを結ぶ D4路線だ。

D4路線は都市部、企業、工場などの人口密度と移動需要の高い地域を通過する、市民にとって不可欠なルート。毎日午前5時から午後9時15分まで、20分間隔で運行される。運賃は学生片道3,000VND、一般は7,000VND。高齢者、障害者、身長1.3m以下の子供は無料。切符の他、Napasまたはスマートカード「ユニパス」を利用した決済も可能だ。

車両には、カメラ、ドライバーの眠気防止装置、電子情報掲示板、USB充電ポートならびに無料wifiが搭載されている。正式運行開始に先立ち、車両のテスト運行が、ビンホームズグランドパーク内で行われた。従来のガソリンエンジンなどを搭載したバスと比較し、電気バスは加速時の動きがスムーズで、車内もゆったりとしている。バッテリー容量は281kWhで、1回の充電で走行できる最大距離は200km以上。フル充電の所要時間は2時間程度という。

電気バスの導入は市民が注目し、待ち侘びてきた事業のひとつ。ホーチミン市の電気バスに誰もが大変満足、期待している。今後も順調に電気バス路線が拡大していき、効率的且つ安全で環境にやさしい交通手段が選択肢に加わることで、人々の意識改革と生活の見直し、ならびに環境の改善が進むことを願う。

編集ライターB?o
こんにちは、バオです。フフリット大学日本語学科を卒業してVetterに入社。現在、日本語検定のN1取得に向けて猛勉強中。常にポジティブで、周囲の人を楽しませたいという性格。趣味は料理や映画鑑賞、そしてヨガ。週末は、料理をしたりカフェにいったり市内をサイクリングしたりして過ごす。日本人のベトナム愛がもっと高まるために、現地でホットなニュースや流行、有益なトピックを毎日探している。もっとベトナムに興味を持ってもらえるようにネタ探しがんばってます!

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