ベトナム水産輸出加工協会(VASEP)は、今年のベトナムのシーフードの輸出が110億米ドルに達する見込みだと発表した。
同協会は11月26日に行われた会議で、2022年11月までの水産物の輸出額がすでに100億米ドルを超えたと発表。年末までには110億米ドルに達する可能性があるとコメントし、初の大台越えに意欲をみせた。
ベトナムの主な水産輸出品はエビ、パンガシウス(バサなどの名称で知られる、なまずの一種の白身魚)、マグロで、輸出先は米国、日本、中国、EUだという。特にEU、米国、中国は世界の水産物貿易の6割を占めており、10月までのベトナムの輸出売上高の半分を占めている。
2022年は水産業界のすべての部門で18~77%の高い伸び率を記録したが、輸出は減速し始めているとも強調。高金利と為替レートなどによる消費の落ち込みから来年は苦戦を強いられるだろうと結んでいる。
引用元:VNExpress 11月27日
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