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ライチの名産地バクザン省で100kgのライチを装飾に使った結婚式開催 

ベトナムの結婚式には、ユニークなアイディアがいっぱい。最近SNSではライチの結婚式が注目された。

ライチの結婚式は6月15日、バクザン省ルクガン地区で行われた。新婦のジエップ・アインさんと新郎のドゥク・マンさんは、自分たちの結婚式の写真がオンライン上で話題になったことに非常に驚いた。ディエップさんは「私の母は、愛する故郷で、しかもライチの収穫期に娘の私が結婚式を迎えることは、とても意味があることだと考えました。新鮮なライチの実で、結婚式場の入り口のアーチと、ベトナムの地図を作るというアイディアを思いついたのも母です」と話す。

アイディアを形にするために、新婦の母親はフラワーアレンジメント会社や結婚式の装飾専門業者からフレームなどの材料をレンタル。ベトナムの地図のフレームは友人や親戚と作成し、レイアウトを考え、必要なライチの数を計算した。式前日に複数のライチ園を訪れ、式場を飾るにふさわしい、真っ赤に色づいた、最も美しくて均等なライチの実を選定した。会場に運ばれた100kg以上のライチの半分は入り口のアーチ全体に花と一緒に飾られ、もう半分はベトナムの地図へと変貌を遂げた。ライチの果実が黒ずんでしまうのを恐れた家族は、ライチに扇風機やエアコンの風が当たらないように気をつけながら、15分に1回水を噴霧し続けていたと話す。

このアイディアは結婚式の参列客を大いに驚かせた。式の後、新婦の家族は感謝の気持ちを込めて、すべてのライチを参列客に送った。

Bao
こんにちは、バオです。フフリット大学日本語学科を卒業してVetterに入社。現在、日本語検定のN1取得に向けて猛勉強中。常にポジティブで、周囲の人を楽しませたいという性格。趣味は料理や映画鑑賞、そしてヨガ。週末は、料理をしたりカフェにいったり市内をサイクリングしたりして過ごす。日本人のベトナム愛がもっと高まるために、現地でホットなニュースや流行、有益なトピックを毎日探してます。もっとベトナムに興味を持ってもらえるようにネタ探しがんばってます!
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