アジア開発銀行(ADB)はこのほど、2022年通年のベトナムの国内総生産(GDP)伸び率見通しについて、4月の「アジア開発見通し」で示した前年比6.5%成長を維持すると明らかにした。2023年に関しても4月に出した予測値6.7%を維持する。
ADBは今回出した報告書で、「貿易の拡大に加え、製造・国内観光・公共投資の当初見込みを上回る速度での回復が経済成長に寄与する」と説明した。ADBはさらに、「国際原油価格をはじめとする国際的な一次産品価格の高騰がインフレ圧力になる」と指摘。その一方で、「2022年にはベトナムの豊富な食品共有体制がインフレの緩和につながるだろう」と説明する。
ADBはベトナムの消費者物価指数(CPI)上昇率について、2022年が前年比3.8%、2023年が同4%になると予測する。
引用元:Viet Nam News 7月23日
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