ロシアとウクライナの戦争はベトナム経済に影響を及ぼす。専門家らはロシアとウクライナの戦争により、ベトナムは経済・貿易協力における市場変動や輸出入において打撃を受けるとみている。
専門家らはインフレ、商品の流通、商業契約の面でベトナムに直接的な影響があると予想する。さらにロシア、ウクライナ、ベラルーシなどで事業展開するベトナム企業も打撃をまぬがれないとの見方だ。
ベトナム商工省欧州米国市場局によると、ベトナムとロシアの2021年の二国間貿易額は55億米ドルに上り、前年から13.8%増えた。ベトナムからロシアへの主な輸出品目は携帯電話・部品、コンピューター・電子機器、繊維、コーヒー、水産物だという。
ベトナムとウクライナの二国間貿易額は2021年に7億2050万米ドルとなり、こちらも前年から50.6%増加した。ベトナムからウクライナへの主な輸出品目は携帯電話・部品、水産物、機械・設備・部品、靴、コンピューター・電子機器となっている。
こうした中、ロシアとウクライナの戦争が長期化すれば、ベトナムの貿易に大きな打撃を与えるとみられている。またガス、石油、小麦、アルミニウム、ニッケル、トウモロコシなど燃料や原材料の値上がりも予想されている。
引用元:Vietnamnet 3月14日
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